リバース最終回結末と犯人ネタバレ！ロケ地と感想評価は？ゲストがヤバイ！

広沢が蕎麦アレルギーであったことを知った深瀬は、

珈琲に蕎麦のはちみつを自分が入れて渡した事で広沢が死んでしまったと自分を責め続けていた。

一方、小笠原は真相を知っている人物にたどり着いていた。

深瀬と連絡が取れないことを誰もが心配している中、

美穂子は、谷原の自宅で浅見や村井、明日香に謝罪をしていた。

その時、蕎麦アレルギーの話を4人にしていた。

浅見は、サッカー部の部員である相良に真実を話していた。

「これを話せば学校にいられなくなりますよ」という相良に

「それでも相良には言おうと思っていた」と伝えた。

深瀬と連絡が取れない小笠原は深瀬の自宅を訪れていた。

中にいるはずだと大家から鍵を開けてもらうと、

飲めないお酒を大量に飲み部屋で倒れている深瀬を発見する。

深瀬が目を覚ますと、小笠原がいた。

飲めない酒を飲んだ事を注意された深瀬は、

「広沢がどんなに苦しんで死んだのか考えていた」という。

蕎麦アレルギーのことを聞いたという小笠原に

「俺のせいです。広沢には生きてほしかった」と深瀬は告げた。

「すべてが終わったわけじゃない」と言った小笠原は

「こいつらに見覚えはないか？」と新聞記事を見せた。

見覚えがないという深瀬に、

テントウムシのキーホルダーの購入者を調べていたらここにたどり着いたと告げた。

「とにかく、俺はこいつらに話を聞く。

君はやるべきことをしっかりやった。俺もここから自分がやるべきことをする。

君がやってくれなければここまでこれなかった。今はもう仲間だと思っている。

だから最後まで頑張ろう」と声をかけた。

ある日、深瀬の自宅のドアがノックされる。

玄関に行くと、ドアの隙間から封筒が入れられる。

それを取ると「最後のページを見て」とドアの向こうから美穂子の声が聞こえた。

広沢のことを書いたあのノートの最後のページには、

“深瀬和久は広沢由樹の特別な友達だった”と書かれていた。

「もういいよ」という深瀬に、美穂子は続けた。

「広沢くんは自分はからっぽだって言ってた。

夢中になれるものも夢もなくて何を詰め込んでいいのかわからないって。つまらない男だって。

でも友達から珈琲はもともと飲み物ではなくて、薬で、貴重品と物々交換をしていくうちに世界に広がった。

昔から人は誰かと何かを交換しながら生きてる。それを聞いて楽になったって」

「そんな言い方はしてないよ」と深瀬は言うと

「広沢くんには、そう聞こえたんだよ。

だから今は空っぽでもいいって深瀬くんの言葉で広沢くんは変われた。

私もあなたに励まされた。

あなたは自分が思っているよりもずっと素敵な人だよ。

私も変わりたい。もし変われたら一緒に珈琲を飲んでください」

美穂子はドア越しにそう告げた。

それを聞いた深瀬は、扉を開けるがそこに美穂子の姿はなかった。

部屋に戻り、数日ぶりに携帯の電源を入れた深瀬。

そこには、数十件の不在着信、とラインが届いていた。

浅見、谷原、村井は、ラインのグループ上で深瀬にたくさんのメッセージを残していた。

それを見て深瀬は涙を流した。

久しぶりに3人に会いに行った深瀬。

そこで、広沢の両親にすべてを話しに行こうと決めた。

愛媛に向かう4人のもとに小笠原から電話が入る。

そこで待つように指示された4人のもとに小笠原がやってきた。

そして小笠原はゆっくりと話はじめた。

「あの日、あの年のあの冬、あの別荘地で頻繁に窃盗事件が起こっていたのを覚えているか？」

そう言われ4人は頷く。

「こいつら覚えていないか？別荘のカギを君たちに渡した奴らだ」と

新聞記事を見せる。

「犯人の3人のうち2人はあの管理所でアルバイトとして潜り込んでいた。

周辺のホテルや別荘を荒らしていた。

君たちが楽しんでいたあの時間、この2人は近くのホテルで窃盗をしていた。

そして、その日のうちに遠くに逃げようと山を下りていた。

そこにもう一人の仲間が車で迎えにくるはずだったんだ。

ところが、あの天気だ」

あの日、広沢は別荘を出てすぐに深瀬の入れた珈琲を一口飲んだ。

そして、あの日停めたままにしていた車まで歩き始めたのだ。

「下山した犯人は、仲間が迎えに来ていない事を知った。

その時、鍵がささったまんまの深瀬たちの車を見つける。

そしてその車で逃げようとしたとき、広沢に見つかってしまう。

その車は友達のだと言った広沢は、アレルギー症状が出始めていた。

苦しくなり朦朧としはじめた広沢を置いて犯人は車で逃げた。

そして、犯人は途中でスリップ事故を起こす。

それがあの時の雪の上の血痕だ。車にも血痕がかなり残っていた。

それを隠すために、2人は車を崖に落としたんだ。

そのあとすぐに犯人は、逮捕されたのだが、盗んだ車のことを隠した。

広沢くんは車の中にはいなかった。1

0キロ先で見つかったのを不審に思っていたが、事故現場から離れた場所で転落し川に流されたんだと思う。

予期せぬ事故だ。アレルギー症状もただちに死に直結するものではなかった。

あの時、犯人たちが広沢を見捨てなければ死ななかった」

小笠原にすべてを聞いた4人は「それでも罪はないとは言えない」と言った。

すると小笠原は「なんでたった一人で広沢くんは犯人の車を追いかけたのかな？

相手は2人組で、警察に電話することもできたはず。

広沢くんは楽しい旅行を守りたかったんじゃないかな」そう言う。

「すごく楽しかった」そう言う浅見や谷原。

「自分が受け止めることで解決するなら、迷わず一歩踏み出す。それが広沢でした」深瀬はそう言った。

4人は、広沢の両親にすべて話すことがベストなのか迷いながらも愛媛に向かっていた。

広沢の実家で両親に全員が加害者であることを告白すると

「今更、なんの話をするんだ。こんな人らのことを信用していたのか。

懺悔して楽になるのはこの人たちだけ、誰かが変わりに死ねばよかった」と

広沢の母は出ていった。

4人は、広沢の父に連れられミカン畑に来ていた。

妻のしたことを詫びる父に「許してもらおうとは思っていない」と4人は言う。

なんで死んだのかではなくどんな風に生きていたか聞かせてくれという父に、

4人は広沢のことを話し始めた。

広沢の墓前にいる母のもとに小笠原が現れる。

「最後の報告に来ました」という小笠原に

「みかんを送っていたのは忘れていただけ。忘れるなと責めてるつもりだった。

今更あんな話を聞いてもあの子らを許すことはできない。由樹はきっと許せというけれど」そう言うと

「あの子たちは許しを求めてきたわけではない。

罪を償うためには罰が必要です。だから許さなくてもいい。

でも彼らは、あなたのことも広沢くんのことも忘れない」そう伝えた。

1週間後、クローバー珈琲には深瀬の姿があった。

そこに小笠原がやってきて深瀬の転職先の心配をする。

「やり直そうとしている人が好きなんだ」という小笠原に

「就職が決まったら、決めていることがある」と言った深瀬の携帯が鳴る。

メールを開くと内定の報告で小笠原と一緒に喜んだ。

1か月後、深瀬は美穂子の勤務先に来ていた。

待ち合わせ場所に現れた美穂子に

「会いに来た。会いたかったから。最初からやり直せないかな？2人で一緒に変わっていけないかな」そういった深瀬に、

「一緒に珈琲を飲みに行きませんか」そう言って美穂子は笑った――

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